サイトリニューアル時に気をつけたい検索エンジン最適化(SEO)対策

Webサイトのリニューアルは下手をすると諸刃の剣

先日、ご相談段階のお客様とお話させていただいてる際に、「他社にWebサイトリニューアルを依頼したのだけど、いろいろと不満があった」という旨のお話になりました。いろいろとお話をお伺いしていると、当社がWebサイトリニューアルで標準的に提供しているサービス内容とは随分異なるいい加減な作りでした(目に見えるところもそうですが、目に見えないところが特にいい加減な状態になっていました)。お客様がご不満に感じるのも無理はないと感じました。Webサイト制作会社と一言にいっても、そのサービス内容や方針は会社によって千差万別だと再認識しました。

お話をお伺いして実際にサイトを拝見していると、いろいろと気になるところはあるのですが、特に「これはまずい」と感じたのは検索エンジン最適化(SEO)対策でした。本稿では、サイトリニューアル時に気をつけたい検索エンジン最適化(SEO)対策についてお話します。

サイトリニューアル時に気をつけたい検索エンジン最適化(SEO)対策

まずは、何と言っても、タイトルタグや見出しタグ、検索エンジン対策用のmeta description等の設定です。上記のお客様の場合には、タイトルタグに検索エンジン対策用の文言の設定はなく、検索エンジン経由でのアクセス数を伸ばしていきたいという場合には非常にもったいない状況です(検討の結果、タイトルタグに入れないということはありますが、検討にもあがらないというのは論外です)。検索エンジンでの表示時にどんな文言を表示するかを設定するmeta descriptionの設定も見逃せません。検索エンジンのロボットだけではなく、ご利用いただくユーザの方にとっても、わかりやすく的確な文言が設定されていなければ、仮に検索エンジンの結果に表示されたとしても、興味をもたれたり、クリックされる可能性は対策済の場合よりも随分下がってしまうと思います。

次に、このことが一番辛いと感じたのですが、リニューアル前に存在していたページにアクセスしたら、「404 Not Found」が表示されてしまっていたことです。これは.htaccessによる転送設定を怠っているためです。この転送設定を適切に行わなければ、過去に存在していたページが獲得していた検索エンジンのスコアをみすみす失ってしまいます。転送設定をリニューアル後のサイトの適切なページにかけておくことで、その評価を引き継ぐことができます(これはGoogleのPageRankアルゴリズムについての理解がきちんと及んでいれば容易に想像し得ることです)。リニューアル間もない状況なので検索結果に表示されている過去のページも、何の対策もとられなければ次第に評価を失ってしまいます。リニューアル前のサイトにおいて、コンテンツに力が入っていれば入っているほど、これらの対策を行うかどうかによってリニューアル後のアクセス数やサイト評価のギャップが変わってきます。

(他にも、検索エンジン最適化対策とは少し異なりますが、SNS投稿へのURL挿入時にサイトのイメージ画像やタイトルタグなどが適切に表示されるOGP設定が行われていなかったり、Google Analyticsなどのアクセス解析が何も行われていなかったり、あるべき要素があるべきページになかったりなど、「当社が担当するならこんなことには絶対にさせないのに…」という悔しい状況を目の当たりにしました。)

サイトリニューアルは、見た目や機能だけでなくアクセス数や検索エンジン最適化(SEO)対策を意識している業者へ

サイトリニューアルは、見た目や機能を充実させることも大切ですが、アクセス数や検索エンジン最適化(SEO)対策など、サイトの効果を高めるために必要な全ての要素を意識して行う必要があります。ご依頼の際には、「リニューアル前のサイトの資産をどう引き継ぐか」や「リニューアル後のサイトが検索エンジンにどのように表示されるのか」、「どのキーワードがどのくらい検索される需要があり、現在自社のサイトは何位に表示されており、今後何位に高めていきたいのか」など、Webサイトの効果改善のために必要な議論ができる業者に依頼することを強くおすすめします。小規模な範囲であれば、ある程度の仕様変更にも無償対応してくれるような柔軟な業者であればなおよいです(そこで少額の費用をとることが、双方の利益にならないと当社は考えます)。当社のクライアントの皆さまには上記のような思いをしていただくことのないよう、今後も取り組んでまいります。