自社のホームページはついつい後回しに

「Web制作会社たるもの、お客様のWebサイトで成果を出してなんぼ」、「ホームページは作っておしまいではなく、公開してからが勝負」と常々お話している当社。しかし、お客様のWebサイトの更新・改善を優先するあまり、自社のことはついつい後回しになっていました(それまでは2~3ヶ月に一度程度の更新)。「これではいかん」ということで昨年12月中旬から、自社サイトの更新・改善に力を入れ始めました。

自社ホームページへのテコ入れ(SEO対策)内容

・トップページの部分改修(上部のスライドショーで制作実績を大きく紹介。「新着実績」欄に加えて「コラム・お知らせ」欄を新設。)

・各ページ内容の書き直し(会社概要やサービス一覧の各ページなど。手のつけられるところから)

・サイト構成・グローバルメニューの改修(サービス一覧の項目を現在の事業内容に応じて変更、表示方法をメガナビゲーション風に変更)

・内部SEO対策(ページタイトル、メタディスクリプション・キーワード、OGP設定などの見直し)

・コラム・お知らせ記事の積極的な発信(Google AnalyticsやGoogle Search Consoleでの解析の結果や、これまでの受注単価・ノウハウを考慮して、特に効果的だと感じた分野で実施。)

・発信した記事のSNSでの共有(社内スタッフ数名での投稿シェアも実施)

結果

対策前
(2017.11.15~2017.12.15)
対策後
(2018.1.15~2018.2.15)
セッション数(≒アクセス数)188回351回
ページビュー数592回1254回
直帰率43.16%37.11%
平均ページビュー2.99ページ3.18ページ
平均滞在時間1分3秒2分30秒
Google検索結果への表示回数4,558回22,496回
Google検索結果での平均掲載順位57位51位
検索キーワードの種類数297種類645種類
Webサイト経由の相談・依頼数1件1件

アクセス数は約2倍、検索表示回数は約5倍になりました。その他の各種数値も軒並み改善しています。前年同月比でも比較しましたが、対策前の期間とほぼ同等の数値でした。(自社アクセスは除外済みです)

(Google検索結果への表示回数の推移。2017年末に少しずつ手を入れ始めて増加傾向になり、2018年1月23日に記事投稿を本格化して移行はさらに伸びています。)

SEO対策は今後もやります。王道で。

もともとやっていなければ結果が出るのは当たり前なのですが、まだまだやるべきことはたくさんあります(スマホ対応、各ページ記載内容充実、固定ページと記事ページの連動、発信するべき情報の発信、etc.etc.etc.)し、この程度のアクセス数では話にならないので、今後も取り組んでいきます。Webサイト経由の新規依頼はこれまで年間に1件あるかないかでしたが、今後は月に最低でも1件、年間で20件くらいは獲得していき、紹介のみで行ってきた営業スタイルから脱却していきます。

今回行った対策は、狭義の「検索エンジン最適化(SEO)対策」(検索エンジンでの順位表示を向上させるための一連の対策:外部SEO対策と内部SEO対策とに大別されます)として考えれば、ほとんどが内部SEO対策ですが、当社では広義のSEO対策を非常に重視していて、今回の一連の施策も広義の(≒王道の)SEO対策といっていいものだと思います。

当社の考える王道のSEO対策とは、検索エンジンの検索結果にただ上位表示されれば良いというものではなく、人間が検索結果を見て「このサイトは役に立ちそうだな」と感じられるようなページタイトル・説明文が付与されているかどうかや、実際にアクセスしたときに「このサイトは自分の求めていたサイトだ」と感じてもらうために、サイト内のユーザビリティ、可読性、見出し設定、ページ構成、デザインなどが適切であるかどうかといった、「人間にも、検索エンジンのロボットにも、使いやすいように最適化されているかどうか」という点を追求するための一連の対策のことであり、この対策が、Webサイトの成果を挙げていく上でも非常に大切だと思っています。このようなサイトであれば、Googleが提供しているウェブマスター向けガイドラインにも適合しますし、Googleの検索スコアの評価アルゴリズムが多少変わろうとも、サイトの評価が揺らぐことはないはずです。成果を上げるためには、検索結果で上位表示されてアクセスを増やすだけではダメで、アクセスしたユーザに目的を達成してもらわなければならないです。

増してや、Web制作業界は参入障壁も低く、また、ただ単にホームページを作るというだけなら無料のWebサービスで十分な時代になってきました。今後、Web制作会社が生き残っていくためには、お客様や時代のニーズに応じて、サービスの内容を柔軟に変化させなければいけないと思いますし、その変化の方向性は、積み重ねてきた技術・ノウハウを連鎖的に応用して実現する、さらに付加価値の高い・成果を高める(売上が上がる/管理の手間が減る/便利になる)ようなサービスに向かわなければならないと思います。SEO対策にしたって開発物にしたって、「自社のサービスを自分たちも使いたい!」と思えなければ、自信を持ってお客様におすすめすることもできません。自社サイトでいろいろと試して(例:マーケティングオートメーション(MA)ツールによる成果向上サービス)、もっと皆さまのお役に立てるよう・立ち続けられるように努めさせていただきます。

さらに対策を進めたらどうなるか、その結果は第2弾の記事でお届けします(3月下旬~4月上旬予定)。

同様の状況で、改善したい方はぜひご相談ください

上記のように、Webサイトの一部を改善して、情報発信を適切に行っていくだけで、効果は確実にあがってきます(但し、検索エンジンにサイトが正当に評価されるように作られている/コーディングが適切であることが前提です)。

自社サイトがずっと放ったらかしになっていて、しかし、Webサイト経由での問合せ数を増やしていきたいと考えている方は、ポイントを押さえて改善策を実施すれば如実に結果につながりますので、ぜひ対策を始めてみてください。こうした対策の1つ1つが、良質な情報を人々(社会)に届けることにつながり、自他ともに反映していくための道につながると思います。もちろん、当社へのご相談・ご依頼も可能です。お気軽にお問い合わせくださいませ。